蛭田さんは、若い頃からその溶接技術を活かしてステンレスアート作品を作ってきた。 鏡面仕上げのピッカピカの作品を見せていただいたが、その大きさたるや1メートルはある。 下の写真、曲線は手で切って曲げているのだ。まさに、職人技である。 日本美術展では、設計者が職人に依頼して作ってもらっているのが多いそうだ。 精度が高いものはできるものの、やはり職人さん自らが作品を考え、作り出す事は少ないのだとか。 「せっかく技術を持ってるのに、それを趣味にする人はいないんだよね。もったいないなぁ…( 笑 )」 そう語る蛭田さん、実は、バブル時代は1作品ウン十万円で売れたのだとか。 「でも今はな~」と笑う蛭田さん。いや、オリンピックバブルが来て富裕層が放っておかないかも知れない。 いやそれを願う ^^;
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