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建物を建築する際には、北側に寄せて建てる事がセオリーですが、野島さんの家の北側は４ｍ近く開いています。
「北側に住んでいる方のね、日本庭園が見事なのよ。
ギリギリに寄せて建てるんじゃなくてね、少し離して建てたんだよ。
お！すごい景色だって。」
そして北側４ｍを開けて建築した野島さん、そのスペースにも、北側に相応しい花菖蒲等の植物や野菜を植え、お庭を素敵にアレンジして楽しんでいます。
さりげない他人への配慮や思いやりを持ち、それでいて自分達も楽しむご夫妻に、頭の下がるような思いです。

「いやぁ運が良かった。120％満足なんだよ。」
そう語って下さいました。

その昔、学校の授業で、クジラは子宮を持ち胎生であることや肺呼吸をする事から、陸上生物と分類され、魚類ではなく哺乳類だと習ったことを思い出しました。
地球上最大の動物シロナガスクジラ、33ｍもの大きさになるという生物が、この青い大海原のどこかで、気持ちよさそうに泳ぐ姿を想像しますと、神秘的で不思議でならず、地球の豊かさを実感します。
「くじら博士」の野島さんのＴシャツ、そこに描かれたクジラを見てそんな風に感じました。
くじら博士の田舎暮らしは、アイデアいっぱい楽しさいっぱいです。