野島さん宅は、庭も室内もクジラでいっぱいです。 室内にはクジラの絵、クジラのランプ、クジラの掛け軸、等々。 極めつけはマッコウクジラの歯で作った仏像やキャッチャーボート(捕鯨船)!
クジラの歯は、南氷洋へ行った方と文通したり、遊びに行ったり、お付き合いをするうちにいただいたそうです。 「いや~買えませんよ。」 と笑うご主人はひたすら「クジラ三昧」。
野島さんは、「くじらの本」大改訂版の編著者です。 また論文を発表するなど…「くじら博士」でした。 一体なぜクジラに魅了されたのでしょう。
医学部と歯学部の解剖学の先生だった野島さん、 「つまり人間の解剖の為には他の動物との比較というのが大変に重要で。 犬と猫、人間比べてもあんまり差がないの。 だけどクジラは、哺乳類の中で非常に特異的だったんですよ。 するとね、興味が湧いて、自然とね、のめり込んでいったんだよね。 いや、全国のクジラ好きを集めて所有しているクジラグッズを自慢しあうという玩具展を開催したりね(笑)」
クジラが大好きな博士は、クジラ関連の本も 5000冊所有、生活の中で使うもの、飾るもの、ご自身で製作した「モノ」にはクジラのモチーフがふんだんに取り入れられています。
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