鹿島宇宙技術センターに行ってきました!
こんにちは。
皆さんは、宇宙に関する施設と聞くと、何を思い浮かべますか?
アメリカのNASAや日本のJAXAは、誰もが知っていると思います。
では、鹿嶋にある「鹿島宇宙技術センター」って、いったい
何の施設なのでしょうか?
鹿嶋に移り住んで、はや20数年経ちますが、この謎に迫るべく、
鹿島宇宙技術センターに行ってきました!
↓「鹿島宇宙技術センター」は、高速バスの停留所にも
なっています。
↓電波時計がお出迎え。こちらの施設は「NICT」という
名称になります。
↓こちらが本日の見学コース。6月より見学が、
再開されたそうですが、予約制になっています。
↓中に入ると、受付をしてくれた職員の女性の方が、
中の展示物をひとつひとつ、丁寧に説明をしてくれます。
↓説明を受けながら、進んでいきます。
↓地球の上空をこんなにたくさんの、人口衛星が
飛んでいるんですね。
この混雑する静止軌道の衛星の位置を精密に把握し、
交通整理をする技術開発も行っています。
↓以前は34mあるパラボラアンテナがこの施設のシンボル
として設置されていましたが、現在は撤去されて、
模型だけが残っています。
↓奥の部屋にも展示されています。
見学の所要時間は、約30~40分位です。
鹿島宇宙技術センターの正体は、情報通信分野を専門とし、
研究している施設でした。
古くは1964年の東京オリンピックに合わせて、30mの
パラボラアンテナが設置され、世界初のオリンピックの
国際衛星TV中継が実現しました。
1975年には、通信衛星CS・放送衛星BSの実験が行われ、
現在、私たちが視聴しているBS・CS放送の基礎となっています。
また、NICTの第5期中長期計画(令和3年4月~令和8年3月)では、
・電磁波先進技術分野
・革新的ネットワーク分野
・サイバーセキュリティ分野
・ユニバーサルコミュニケーション分野
・フロンティアサイエンス分野
の5分野に重点を置き、研究開発を推進していく計画だ
そうです。
ちなみにJAXAは文部科学省。
NICTは総務省の管轄で、JAXAのような華やかな
イメージはありませんが、今の私たちの生活の、
礎となっている研究をし、これからの時代に必要不可欠と
なってくる通信分野での研究を行っています。
1つ、1つの研究は奥が深く、ここでは書ききれませんので、
ご興味のある方は、ぜひ一度、ご見学に行かれてみては、
いかがでしょうか。
2023.06.24
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