社員Aです。
今日の鹿嶋は曇天模様です。
降りそうで…降らない、そんなお天気です。
今日は、自分事ではありますが、ちょっと驚いたことがありましたので
書こうと思います。
小生は、父親の会社がここ「鹿嶋」にありました。
幼少の頃より、休日に都内から会社の事務所に来ては、草むら探検をしたりして遊んでいました。
事務所は、今から考えると一間で小さな部屋でしたが、子供の小生にとっては大きく感じ、
押入れなどに入ってはお昼寝をしたり飛び降りようと頑張ったりと、絶好の遊び場でした。
そして、遊びに飽きると、決まって南側の窓から景色を眺めていました。
その窓からは国道51号線、そしてスーパー(荒野の中央スーパー)が見えます。
小学生にあがるかあがらないかの頃だと思います。
窓から見えるスーパーの前に中華料理屋さんがオープンしました。
「食べ物屋さんができた!行ってみたいな」と思いながら
その風景を眺めていました。
実際にその中華屋さんに入った事があるかは覚えてはいません。
しばらくすると、事務所が移転することになり、
その場所から離れることとなりました。
小生にとっては、窓から見えた風景は今でも鮮明に思い出す事ができ、
大変懐かしく感じられます。そこは、思い出の地となっているのです。
今日、社員Kと話していた所、
ひょんな事から、その中華料理屋さんを経営していたのは社員Kのご両親で、
社員Kは、お店の前でよく遊んでいた、と聞きました。
「そこが懐かしの場所なんですよ」と。。。。。
それを聞いた時、大変驚きました。
そこは特に公園でもなく子供の遊び場ではありません。
それなのに、そこがお互いの思い出の場所とは。。。
社員Kは鹿嶋生まれの鹿嶋育ち、
小生は都内からの永住者、
まさか、鹿嶋で一緒に仕事をすることになろうとは想像だにできなかったことです。
まして、「どこにでもあるその場所」が、お互いの、懐かしい思い出の場所なんて
信じられませんでした。
「縁」を強く実感しました。
小生は、両親から事あるごとに
「何かの縁なんだから大切にしなさい」と言われてきました。
正直、あまりよく考えたことはありません。
笑われてしまうかも知れませんが、
世界の人口67億人とすると、自分が「その人」と出会う確立は
年末ジャンボ宝くじの1等に当たる確立よりも低いです。
合ってますよね?
人との出会いが、大変貴重で奇跡に近い事に気づかされました。
そう思うと気持ちが素直になれます。
キャンペーンの企画会議で、議論を闊達に行っていた時、
突然、営業課長Kが「オーニング」の事を「モーニング」と言い、
笑いを取ろうとしました。小生は言葉を失うほど凍りつきましたが、
そんな課長でも「我々は奇跡的な確立で出会っているのだ」と思えば
笑って許せます。
日々の生活の中で「出会い」=「縁」を思う事はなかなか難しいかも知れません。
でも時々、ふと「縁」と考える事は大事な事だと思いました。
何より、自分自身が素直になれます。
ご縁を大事にしたいと思います。
それにしても、時折ギャグを飛ばす営業課長には
閉口します。しかしながら、これからは少し突っ込みでも
入れる事とします。