こんにちは、社員Aです。
トップの写真は事務所から見た景色です。
ずっと晴れつづきの鹿嶋でしたが、
ここ2~3日は雨の日が続いています。
小生は以前、NHKBSテレビで放映された「塚原ト伝」の曲が
たまらなく好きである旨を書いた記憶があります。
その後、AmazonでCDを購入しましたが、
注文から1ヶ月、やっと届きました。
やはり塚原ト伝のオープニングテーマ曲はいいです。
すぐにカッとなったり、熱くなったりする小生にとっては
落ち着いた気持ちにさせてくれます。
毎日聴いては勝手に神聖な気持ちになったりしています。^^;
「自分、腐って、、きた?」と思ったり
「自分、ひょっとして落ち込んでる?」と感じた時、
音楽が力を与えてくれます。
先日、事務所で
お客様からいただいた「おもち」を皆で分け合いました。
本当にありがたいです。
弾丸のようにパソコンのキーボードを叩く音、
せわしなく動き回る社員の間でちょっとブレイクタイム、ホッとした気持ちになります。
気は優しくて力持ち(とりあえず誰も異論はないでしょう)、
芋洗坂係長といわれてはばからない社員Kが、
その強靭な力を武器に
「おもち」をざっくざっくと切ってくれました。
「写真を撮りますね!」と宣言して撮影しようとしましたら、
キッチンにいた複数メンバーがゾロゾロといなくなりました。
小生に何と書かれるかわからないからでしょうか。
社員Mも芋洗坂係長(社員K)と一緒に袋に分けてくれました。
営業で外に出かけてる人の分は、机の上に置いておきました。
外から帰ってきた営業マンが「ありがとございまっす!!」と喜んで受け取っていました。
弊社には、大きなストーブがあるので
そこでお餅を焼いて皆でいただきたい所ですが、
何十人分ものお餅をせっせと焼くわけにもまいりません。
それでも、私がこの会社に入社した当時は、お客様から
いただいた干し芋などを、3:00頃になったら焼いて
皆でいただいてははホッコリとした気分になっておりました。
時にはお客様からダイコンをいただいたから、お味噌汁にして皆でいただく事も
ありました。これは宮中グリーンホームらしい習慣でした。
本当に時々なのですが、そういう、「ホッコリとした時間」があったのです。
それも1ヶ月に1度あるかないかですが。。。
その時間はいつも突然やってきていました。
普通の会社なら、業務時間中に干しイモを焼いて食べたり、味噌汁を作るなんて事は
許されないことでしょうが、当時、弊社では、そういうゆとりの時間を
社員全員が大切にしてるように見えました。
入社当時の小生は、「へんな会社。一人が食べるのに5分かかったとして、
20人いるのだから合計で100分、会社としては大損失じゃない?
そんなのヘンじゃないの?」と思った記憶があります。
以前に小生が勤めていた会社では、コスト意識が全員に求められていましたから
余計にそう思ったのです。
でも徐々に慣れ、突然起こる「ホッコリとした時間」に癒されるようになりました。
今思えば、その時は、皆でお客様への感謝の気持ちを共有し、確認しあっていたように思います。
忙しくて冷たくなりかけた社内の雰囲気に、温かみをもたらしてくれました。
ですから、無意識ではありましたが、好きでした。
しかし今は、その時間がありません。
なぜあの「ホッコリとした時間」そのものがなくなったのだろう?と思います。
上司に叱られたわけでもありませんし、いつの間にか
自然となくなっていました。
なぜでしょう。
会社全体の仕事のボリュームが増えておりますが、、
それにしても、その分人が増えたりしているし、、、
少し考えて、、、原因がわかりました。
原因は2つです。
以前に比べ「社内に男性社員が増えた」ということ。
もう一つは、、、
もう一つは、、、
勇気を振り絞って書いてしまいます
ズバリ「男性のような女性が多い」あぁ書いちゃった^^;
といいますか、一番キッチンに近い位置にいるのが小生なのです。
しかしながら小生は、皆に干しイモを焼いたり味噌汁を作った事が、、、
ないのです。
思い起こせば、いつも誰かが「ホッコリとした時間」を用意してくれていました。
小生は「わぁ、何かいい匂いがする。」「おいしいねぇ」などと言いつつ、
お味噌汁を混ぜたりするだけでした。
そう、
今はなくなってしまったあの「ホッコリとした時間」は、
前世は間違いなく戦国の武士だと信じている
小生自身によって消されてしまっていたのでした。^^;
今思えば、あの第一声から始まる「ホッコリとした時間」が懐かしく感じられます。
「社長、干しイモをいただいたので焼いたんですけど、どうですか?」