タッケンジャーYellowです。
先日1月19日土曜 快晴の青空の下、
はまなす公園前のナルクかしま事務局にいってきました。
数日前、事務局長さんよりお電話があり、
「今度の土曜日にもちつきをするから見に来ないか」とお誘いを受け
いそいそと出かけてきました。
先日の爆弾低気圧の大風・大雨とはうって変わって、雲ひとつない快晴、
ちょっと風はありましたが、ポカポカとあたたかい日差しのなか、
会員の皆さんが三々五々集まってきて、
あわただしく準備を始めていました。
今回のもち米の量は、10kgを用意されていました。
女性の皆さんは、事務所内で調理の準備、男性陣は事務所裏で臼を囲んで
近況や四方山話に話が弾んでいました。
「もち米いきまーす」との威勢の良い声で、
1臼目の蒸しあがったもち米が運ばれてきました。
グッ グッ グッ と2人が杵を持って
臼の周りを回るようにもち米をつぶしこねています
「つぶしこね6分 つき4分といってつぶしこねが
足らないと美味しくないんだよ」とのこと。
何事にも下ごしらえ(準備)が大事です。
もち米の粒がなくなってきたら、
ペッタンペッタンつき始めます。
「よいしょっ!!よいしょっ!!」と
威勢のいい声がこだまします。
杵でおもちをつく音が、おなかにポンポンと響きます。
地響きみたいな感覚です。
杵でつく餅つきは、
幼稚園か小学校でわけもわからずにやったきりだと改めて思い、
日本の伝統文化の大切さをひしひしと感じます。
まわりで見ている会員の人たちも、はじめての餅つき体験の方もおり、
鹿嶋に来て、ナルクに参加してよかったと話していました。
交代交代で杵を持ち、ペッタンペッタンとついていきます。
合いの手をいれる抜群のタイミング。
手返しをする絶妙なタイミング。
さすが経験者です。
見る見るうちにもち米の粒がなくなり
1臼目のおもちのつきあがりです。
めったにない経験のためか、
皆さんつき終わるとなぜか笑顔になっています。
大人でもこんなに楽しいのです。
今度は、子供にも体験させてみたくなります。
さて事務所内では、待ち構えている奥様方のもとへ、
つきたてのおもちが運ばれていき、
見る見るうちに、きなこもちやあんころもち・
納豆もち・からみもちの出来上がりです。
さすがに手馴れたものです。
あっという間に1臼目のおもちが大皿の上に並んでいきました。
どうぞと渡されたおもちの美味しい事。
つきたてのおもちなんて、ほとんど食べた事がないので、
柔らかすぎず、硬すぎず、絶妙な美味しさに感激です。
などと感激に酔いしれていると、
次のもち米が蒸しあがり2臼目のもちつきの始まり。
ペッタンペッタン よいしょ!!よいしょ!!
と同じように威勢のよい声と心地よい音が聞こえてきます。
つき終わると、今度はあたたかいお雑煮になって配られました。
美味しい美味しいと食べている間に、3臼目のスタートです。
もう皆さん手馴れたものです。
あっというまにつきあがり、またまたあんころもちなどに
なって登場。皆さんのおなかの収まっていきます。
ふーっと一息ついているときに、もち米いきまーすとの声。
臼が乾かないようにお湯を入れて暖め、
もち米が来るちょっと前に、お湯をすてて準備万端。
4臼目のもちつきスタートです。
本当に慣れた感じであっという間に、4臼目のつきあがりです。
おもちをほおばっている傍らで、片付けも始まっています。
ついた杵と臼にお湯を入れておもちを洗い流しています。
タワシを探していると、タワシはないとの返事。
そして「そこのわらを丸めて洗うのよ」と。
臼の下に引いたわらをむんずとつかみ、
丸めてしばって、
即席のタワシの出来上がり。
スポンジより良く落ちると評判。
周りの皆は「ほーー」と感心していました。
ここは、知恵の宝庫だと一同感心しきり。
楽しかった2時間あまりの時間が
あっという間に過ぎ、帰宅の途につきました。
帰り際見た、はまなす宇宙展望塔。
紺碧の空にこれでもかと高く高く聳え立っていました。
ん?展望塔の脇にぼんやりと薄ーお月様が・・・。
まだお昼だというのに・・・。
空気が澄んでいるから薄くではありますがよーく見えました。
お腹は満腹、心も晴れ晴れといい一日を過ごせました。
いまごろ、月でもウサギが餅つきをしているかもしれません。