こんにちは、社員Tです。
2015年も残すところあと3週間ですね。
丁度昨年の今頃でしたでしょうか、
ブログで鹿嶋の松を使ったミニ門松作りをご紹介させて頂いたのですが、
今年も作ります、というか作りました。
昨年と同じものを作るのではあまりにも芸がないということで、
今年は「気軽にハンドメイドを楽しもう」をテーマにして
簡単に見栄えのする卓上門松作りにチャレンジしました。
製作工程は、材料調達→土台作成→飾りつけの3工程で、
製作時間は材料調達を抜いて6~7時間程度でした。
いったいどんな卓上門松ができ出来たのか、
それではご覧下さい!
主に使用した道具はこちらです。
ノコギリ、カンナ、ノミ、マスキングテープ、
クリアのアクリルスプレーなどです。
まずは材料調達からはじめました。
弊社所有の竹林に行き・・・
品定めをします、
大事なのは、太さと節の間隔とのバランスです。
決めたら、躊躇無く切ります。
1本から土台となるパーツを切り取りました。
竹の次は、門松に必須の松です。
全国各地で飾られている大半の門松の松が鹿嶋産ということもあって、
鹿嶋には松畑が数多くあります。
丁度今の時期は、松の収穫が行われているのですが、
今回は農家の方のご好意で、大きさや形などが規格外で
商品にできない松をお裾分けしていただけました。
飾り付けに使う花や飾りは、ホームセンターで購入しました。
さぁ、ここからは土台作りです。
竹を水洗いし、
竹の加工に入ります。
マスキングテープで切る部分のあたりをつけます。
飾り付けをする中央を、ノコギリとノミを使って切り取ります。
ここで切り取った部分が土台の足にします。
各パーツの切り口をカンナがけして滑らかにするのですが、
このちょっとした一手間が作品のクオリティを
ぐっと上げてくれます。
クリアのアクリルスプレーを吹きかけて
竹をコーティングします。
艶が出て綺麗な緑色を保持できます。
ドリルで穴を開けて足と本体をビスやねじで固定します。
この後の飾り付けで水分を含んだ水苔を入れますので、
固定下部分を内側から水回り用のボンドなどで防水処理します。
これで土台の完成です。
次は門松作りの醍醐味、飾り付けです。
頂いた松を形、長さで選別します。
出来上がりをイメージして・・・
思いのままに飾りつけます!
今回は、飾りつける植物が枯れないように
水苔を使います。
隙間無く水苔を詰めて水分を含ませます。
大分形になってきました。
ここで完成、
と思ったのですが、中央が間延びしているように見えたので
弊社近くのホームセンターでお花を購入しました。
今度こそ完成です!
作った本人が言うのもなんですが、
なかなか見応えのある門松になったのではないでしょうか。
難を転ずる「南天」は縁起物で定番です。
ハンドメイドの卓上門松作り、
手作りならではの達成感があって、とても楽しかったです。
是非、皆様のご家庭でもハンドメイドの卓上門松作りに
チャレンジしてみては如何でしょうか。