みなさんこんにちは、社員Tです。
毎年9月の1日・2日は鹿島神宮で最も大きなお祭りのひとつ、
「神幸祭(じんこうさい)」が行われます。
1日の夜にお祭見物で鹿島神宮に行ってきました。
鹿島神宮前の通りは屋台や祭見物の人たちで賑わっています。
1日・2日の2日間、町内には、
5台の山車が鹿島囃子の調べにのって練り歩くのですが、
丁度このとき、神宮前の広場で山車の紹介をしていました。
5台の山車が1台ずつアナウンスで紹介されています。
このとき、紹介されている山車は広場中央で
「のの字回し」といって、山車がのを書くように
その場でぐるぐると優雅に回ります。
紹介の終わった山車は町内に向かいます。
闇の中に橙色に光る山車はとても神秘的です。
山車には下座連(げざれん)と呼ばれる
囃子手が乗車してお囃子を奏でます。
各山車にはそれぞれ、大きな人形がのっていてとても迫力があります。
2011年にNHKでドラマにもなった鹿嶋出身の剣豪、塚原卜伝や、
日本神話に登場する皇室の祖神、天照大神など
日本の神々や歴史上の人物など様々で見応えがあります。
そして、1日の夕方からは、神輿出御の道筋を照らす明かりとして、
神幸祭とは別に「提灯祭」と呼ばれる祭事も行われます。
たくさんの提灯が付いた背の高い青竹を焚き火の中にいれて、提灯を燃やします。
提灯を燃やしながら振り回される様は迫力満点です。
お囃子を奏でながら街中を優雅に練り歩く5台の山車、
2階建ての建物に匹敵する大きがあります。
非日常の世界が広がり、我々を魅了してくれる鹿嶋のお祭り、
毎年このお祭りが行われると
「あ~夏ももう終わりか~」とちょっぴり
寂しい気もしますが、食べ物が美味しく、
運動や読書、何をするにも最適な秋がやってきます。
鹿嶋の秋は魅力満載です。
その魅力はまた今度、別の機会に
ご紹介させて頂きますので
お楽しみに。