皆様、こんにちは。
タッケンジャーブルーの社員Hです。
今年も3月です。
いつの間にやら、お庭の梅が咲いていました。
桜もいいですが、梅も綺麗ですね。
茨城では、水戸の偕楽園で梅まつり開催中です。
その後は桜でお花見と、ウキウキする季節になります。
さて、何度かご紹介しているグリーンフィールドかしま大野で、新築建売住宅を建築中です。
建前も終わり、大工さんが鋭意工事中です。
私としては、この段階で建物をご覧いただくと、当社の構造へのコダワリがお分かりいただけると思うのですが、
残念ながら仕上がってしまうと見えなくなってしまうんですね。。。
そこで、先日建物の金物チェックをしましたので、コダワリの一部をご紹介したいと思います。
まずご注目いただきたいのが、防水シートの色ですね。
巷では、まだ白い防水シートを使っている建築屋さんが多いのですが、当社ではこちらの銀色のシートを使っています。
色が違うのには、訳がありまして、
「遮熱」と書いてありますね。
このシートは、外部からの赤外線の侵入を防ぐ、また屋内の暖まった空気の熱が外部に逃げるのを防ぐ、そんな効果を狙っています。
「断熱」も大事ですが、住宅業界のトレンドとしては「遮熱」が注目されています。
第一のポイントです。
第二のポイントは、床です。
当社の床組みは、90cm角のマス形になっています。
このマスの中に厚い断熱材を嵌め込んで、床パネルを張っていきます。
ここで注目していただきたいのは、この床パネルです。
一見すると、ただの捨てベニヤが張ってあるように見えるのですが、よく見ると。。。
「構造用合板」と焼印があります。
実は、当社の建物は床組みも構造材の一部になっているんですね。
頑丈さを追究した結果、柱、梁・桁だけではなくて、床も構造材にしてしまいました。
ここが第二のポイントです。
次のポイントは、今回のブログタイトルでもあります「金物」です。
例えば「筋交い(すじかい)」ですね。
以前、ブラウンが筋交いの大切さをご紹介しました(外壁はり終わりました!)
もちろん筋交いは大切です。
しかし、ただ筋交いがあれば良いというものではなくて、柱や床としっかり金物で固定しなければ意味がありません。
これは全ての構造材に言えることです。
柱も梁も桁も筋交いも、全ての構造材同士は金物で緊結しなければ、本来の強度を発揮できません。
ここも。。。
ここも。。。
ここも。。。
これはホールダウン金物と言いまして、基礎と柱を結びつける金物です。
普通は2階建てで使うことが多いようですが、当社では平家でも全棟で使用しています。
ここまで撮影して、ふと気づきました。
リビングの天井裏になる部分、物凄く太い梁が入っていたんです。
45cmはあるでしょうか、天井裏に隠してしまうのがモッタイナイですね。。。
全ての金物は、そこに取り付けている意味があります。
ただ何となくくっついていれば良いというものではありません。
金物については保証会社の検査もありますが、やはりしっかりとその意味するところまで確認したい。
そういう思いから、事前にしっかりと金物のチェックをしているのです。
こちらの建物は、まだしばらく木工事が続きます。
ぜひ当社の建物へのコダワリをご覧いただきたいと思います。
やっぱり現場は勉強になります。
以上、タッケンジャーブルー でした。
最後までご覧いただき、有難うございました。