“菜園マスター・Hさん登場”
こんにちは。タッケンジャー・グリーンです。
今回はふれあい菜園教室のまとめ役Hさんのご紹介をします。
鹿嶋にお引越しをして8年になるHさんは菜園教室の1期生なのです。
当時、菜園教室の皆さんででとうもろこしを作ったところ、
それは見事な出来ばえで、初心者の皆さんは大喜び。ところが“さあ、収穫だ”
という前日に鳥たちにいち早く“収穫”されてしまったとの事。
油断して網掛けをしなかったと笑顔で話してくれました。
それ以来、虫や鳥に注意を払って野菜作りを心がけているそうです。
菜園教室は1年で卒業なのですが、人望が厚いHさんは現在もまとめ役として 活躍されています。
教室には実技指導役で菜園歴11年の“菜園の鉄人”Iさんがいますが、
Hさんは生徒の皆さんから信頼が厚い“菜園マスター”なのです。
名付け親は私“グリーン”ですが、グッド・ネーミングでしょう?
2人の息はピッタリで菜園教室の両輪です。
当日は小玉スイカのツルをはわす為にススキを地面の上に敷き詰めて
いました。
スイカの苗を梅雨の雨から守り、根腐れを防ぐためのビニールが
かけてあります。
良く見ると下のほうが空けてあり、そこからツルが伸びて行きます。
伸びる方向は器具を使って導いてあげるのですね。
これから伸びてくるツルに黄色い花が咲き、ハチが蜜を吸いに来て7月中旬頃に実がなり
それから30日ぐらいで直径20cmぐらいの小玉スイカになるよとの事。
“スイカが大好物なんです。”気の小さなグリーンは心の中でつぶやきました。
その隣には3月に植えたジャガイモがマルチから葉を出していました。
マルチにおおわれた土の中には、既に小さいながらジャガイモは育っていて、
中旬になると黄色い花が咲いて、葉が黄色く変色する頃には土の中のジャガイモは
大きく育ち、収穫の時期を迎えます。
“鹿嶋は土がいいから良く育つよ”との言葉どうり
畑には他にキュウリ、ピーマン、ニンジン、キヌサヤ等が良く育っています。
雨の日以外は毎日水をあげているHさん。とにかく毎日の成長が楽しみとの事。
実はHさんの奥さんから聞いたのですが、近所の農家のおばあちゃんが時折
畑を見に来ては、いろいろ教えてくれるそうですよ。
菜園マスターが教えを請うのですから、さしずめ“菜園グラン・マ”でしょうか。
帰り際にブルーベリーとみかんの木を見せてくれました。
3年前から実が成りはじめたブルーベリー、4年で花が咲いたみかん。
Hさんへ“今日はありがとうございました。お楽しみはこれからだ。”
楽しい心もちになりました。