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吉野さんご夫婦は弊社の菜園教室の卒業生。菜園はご夫婦での共同作業です。
「都会では菜園をやるスペースがあっても家が隣接していて匂いとかの問題もあって出来なかったんですよ、やりたかったんですけどね」
とお話しする奥様は山梨のご出身で過去に菜園のお手伝いをしたことがあるそうです。
「ここならご近所とのスペースも十分あって気兼ねなくできますよ」
鹿嶋に来てはじめる事が出来た菜園、奥様が主役となって、ご主人と力をあわせて一緒に楽しんでいます。
収穫のタイミングや細かい作業は奥様、力仕事はご主人の担当で役割分担が決まっています。

ご夫婦が育てている野菜はきゅうりやなすなど15種類以上を越えます。
「育てたことのない野菜にも挑戦してるんですよ」
落花生や花オクラ、ブラックベリー等興味のある野菜や果物にも積極的に挑戦しています。
「今年は黒大豆を植えたんですよ、うまく育つかしら」
期待と不安、菜園の醍醐味ですね。鹿嶋の風土で育つ野菜や果物は数多くあります。みなさん、育ててみたい野菜ありませんか？
初物に挑戦する価値あり、ですよ。

菜園を拝見して一際目立つ存在、
「これは何の花ですか？」と筆者の問いに
「花オクラです、その花を食べるんですよ」
花オクラは実は食べず、花を食べます。朝収穫しても午後にはしぼんで閉じてしまうのであまり市場には流通しないそうです。
咲いたら収穫して、すぐ料理して食べる、自家菜園ならではの贅沢ではないでしょうか。
三杯酢で食べるのがオススメだそうなので、興味のある方、ぜひその新食感お試し下さい！

「わたしはサポートですよ」とご主人。
収穫の絶妙なタイミングや手入れ等は奥様担当で、力仕事はご主人の担当です。