残暑の候、皆さんいかがおすごしでしょうか?
はじめまして、タッケンジャーブラウンです。
ブログは一度も書いたことがないのでうまく書けるか少々不安ですが
生温かく見守っていただければと思います。
さて、私は建築部に所属しています(新築現場の巡回をしてます)。
ちょうど今月から新築のお家を建てはじめましたので何週かにわけて
レポートしていきたいと思います。
ではさっそく下の写真から
はいなにもありません。まだ更地ですね。
ここからまず、どの位置にどの向きで建てるかの確認と線引きですね。
いつもはビニール紐などで大体の建物配置を確認(これを地縄張りといいます)するのですが
今回は基礎屋さんが石灰で建物外周の線を引いていきます。
位置がきまりましたら、いよいよ基礎工事がはじまります(この間に基準の高さを決めたり、
正確に直角を出したり、いろいろな工程があります)。
重機(ユンボと呼んでいます)で基礎の形を掘っていきます。
手前に見えるレベル計測器で高さを見ながら、少しずつ作業を進めます。
土をかきだしてから砕石とコンサイ(コンクリートをくだいたもの)を敷きます。
敷き終わったら転圧していきます。
この作業によって、地面を締め固めていくのです。
そして配筋(鉄筋を組んでいくことをこう呼んでいます)です。
鉄筋の太さや何cm間隔で設置していくか、細かく決まっています。
基礎屋さんに色々質問してみたのですが、すらすらと細かい数字まで答えてくれました。
それこそ何百棟も基礎工事をしているので、やっぱり経験豊富な職人さんは違いますね。
配筋が終わると第三者機関(JIO)の配筋検査を受けます。
(平成21年に新しい法律ができたので、配筋検査が義務付けられました)
検査員の方は一級建築士で、第三者の目で基礎を隅々までチェックしてくれます。
第三者の目から公正中立な立場で検査してくれますので、とても安心ですね。
もちろん今回も合格でした。
基礎は家の中で最も重要な部分ですので、じっくりと工事を進めています。
ブログで書くと数十行ですが、今回ご紹介したのは、実は二週間分の作業なのです。
これからいよいよコンクリート工事、そして建て前!
わたしもしっかりと工事を見守りたいと思います。