近藤さんご夫妻。1年2カ月前に東京都小平市から鹿島に来ました。菜園や釣り等、お二人で楽しまれる、真面目で明るくちょっぴりお茶目な仲良しご夫婦です。
ご主人が定年になってから、”東京で暮らすのは止めて静かなところでのんびりしたい”とお二人で話し合っていたそうです。 釣好きのご主人、岬や漁港の近くを探していましたが正直、心配事もあり、独自に本やインターネットで調べ、最終的には海があり、高台で地盤が固い鹿島にたどり着きました。 生活環境のことを第一に考えて今のお家を選ばれました。「静かなところでのんびりしたいって、来たけど結局畑で忙しいんだけどね。ただ、東京のときとは忙しさが違う、自分の時間に合わせて畑をやれるのが良いよね」奥様は笑っておっしゃいます。
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実は乗り気じゃなかった?! ちょろちょろスタートの菜園。
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実は、ご夫妻は初めから菜園を広いスペースで本格的にやろうとしていた訳ではありませんでした。ご主人は全然乗り気じゃなく、奥様はちょろちょろとやる程度で、広さも今のお家の庭ぐらいで良かったと言います。 弊社主催の菜園教室にも参加され、菜園教室で学んだことを家に帰ってすぐにお家の裏のスペースで実行する、最初はそんな感じで小スペースで菜園をされていました。 しかし、近藤さんご夫妻は、とあるきかけにより、畑用の土地を新たに購入し、本格的に野菜作りを始めることになります。 そこまでお二人を本気にさせた理由とは何なのでしょうか?
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今ではコキアやカボチャなどが植えられている、最初に菜園をスタートした裏の畑です。 「何もやらないと草ボウボウになっちゃうからもったいないのでとりあえず植えてます」、と菜園用の敷地を購入された今でも活躍中です。 他にもバジル、スイカ等が植えられ、特にジャガイモは、お裾分け出来る程たくさん採れたそうです。
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お裾分けから始まった本格的な菜園
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「ここまでやろうとしたきっかけはね、近所のおばあちゃんが暮れに持ってきてくれた里芋で、食べたときに衝撃をうけたんだよ、本当に柔らかかった。あの柔らかさは何だろうなってね」、「感動したね」。 この里芋がきっかけで、その里芋をご自分で作ってみたくなり、約65坪の土地を菜園用として新たに購入され、本格的に畑をスタートされたんですね。
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「自分なりに工夫して、より甘いもの、より柔らかいもの、より香りのたつもの、野菜本来の味を引き出すにはどうゆう風にやったら良いかが課題であり楽しみで、中にはどうしても失敗してしまう野菜もあるが、翌年に失敗しないように工夫してます」。その想いが畑に反映し、充実した野菜作りに繋がっていきます。
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