庭は色鮮やかなお花で彩られ、オレンジ調の建物がそのお庭と調和した田中さん邸。見る人誰しもが「なんて綺麗なんだろう」と、つい口から出てしまうほどの「美」がそこにあります。その「美」が出来るまでには長い道のりがありました。
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まず土地を購入された田中さん。「自分の意見を言わないで出来た家に対して不満を言うのは嫌」、そういう真っ直ぐな性格の奥様には、今までの経験から、家に対するアイディアがどんどん湧き上がります「構想はいっぱいあるの」。 しかし、それを形にできない・・・・そこで絵を描くのが上手なご主人が、奥様のアイディアを平面図に描きおこしました。
お二人で遠出してはお洒落な家をみてまわり、「こういうイメージが良いっていう写真を撮ってくるのよ」、家に対する想いが伝わってきます。もともとそんなに細かくイメージしていなかったご主人、奥様のアイディアは壁や窓に至るまでかなり細かく出ます。
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ご主人は、そのつど描き直しをしたそうです。何事にも全身全霊の奥様の欲求は止まりません、ご主人への要求は立体図やイラストにまで及びました。「細かくて大変だったよ~」ご主人は笑って言います。
最後のだめだしは「和室に出窓を作ろう」だったそうです。「建てる前も楽しかった」、お二人は、家が建つまでのプロセスをも一緒に楽しまれたんですね。そんなこんなで出来上がったお家は、まさに二人三脚で作り上げた夢のお家なんですね。
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綺麗に手入れされた菜園用地 横浜にいるときから、やりたかった菜園を実現。イメージ通りに綺麗に畝(うね)が作られ、植えたばかりの野菜、収穫間近の野菜、これから植える野菜がきちんと計画・管理されていて、ご主人らしさが出ています。
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最初からイメージされた花壇 イメージの段階であった円形の花壇を実現、色とりどりの鮮やかな花で花壇が賑わいます。お庭に円形が入ることで、デザイン性がグッと上がるお庭になっていますね。目で見て気持ちの良い花壇です。
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介護を想定されたアプローチ 実はこのアプローチは段差がポイントで、奥様のデイサービスでの仕事の経験が活かされています。この段差の距離と高さであれば、スロープが無くても車椅子での移動が可能なのだそうです。その為玄関も広く作ってあります。
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