「おおお!来たか!今ちょうど釣れたところだよ!ほら」と釣れたばかりのカレイを見せてくれた栗原さん。この日は山形から遊びに来たお兄さんと兄弟で釣りを楽しんでいた。「いやぁいいよ~、海は見てるだけで面白いからね」日々その表情が違う大海原で、栗原さんは四季を通して釣りを楽しんでいる。波の状況が良ければ、朝と夜、砂浜に登場。そしてダイレクトに遠投!キスやイシモチ、カレイやヒラメ……様子を見て仕掛けを変えながら狙っていく。
魚がかかったかどうかは「竿先」の動きで判断するが、海釣りの場合、波の動きが大きく初心者にはわかりづらい。「す~ぐわかるようになるよ~。」と笑う栗原さん。「かかったのでは!?」と言うと「いや、これは波。」「かかったのでは!?」の問いに 「いや、 これも波。」この問答が続く。
釣りは面白くて仕方がないという。 狙いは定めているものの、 揚がってくるまで何が釣れるのかわからないのが魅力の一つだ。竿先にアタリがあった時の高揚感、魚体が現れるまでの期待感、釣った魚の正体がわかった時、そして味わう時、その一つ一つに、栗原さんは幸せを感じているのだ。心地よい潮風に吹かれて釣りを楽しむ兄弟、喜びをわかちあうその姿は、年を重ねても変わらぬ仲の良さを物語っている。ちなみに、この後もカレイが釣れたが、全てお兄さんが山形に持ち帰ったそうだ。(笑)
仕事はスパイス。趣味を満喫する暮らし
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